2013/01/11 『蜩ノ記』

『蜩ノ記』 (葉室麟著、祥伝社、2011.11) 913.6||Ha

前藩主側室と不義密通を犯したとの罪で、家譜編纂と10年後の切腹を命じられ
幽閉された元郡奉行・戸田秋谷と、家老より秋谷のもとに遣わされた
豊後・羽根藩の奥祐筆・檀野庄三郎。
庄三郎は秋谷の清廉さに触れ、その無実を信じるようになりますが……。

命を区切られても一日、一日を懸命に生きる秋谷の姿に、
忘れかけている日本のこころを思いださせられます。
全てを純白にしてくれる感動の一冊です。
<第146回 直木賞受賞>

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