「フエルトボールを作ってみよう！！～世界にひとつだけ～
2012年9月19日(水) 10時30分～12時
しゅくたん広場9月講座「フエルトボールを作ってみよう ～世界にひとつだけ～」と題して、番匠明美先生（臨床心理学）による講座を行いました。
フェルトボールづくりはこれまでにも心理学関係の授業や、本学の学園祭で地域の子どもたちとおこなってきた、楽しい取り組みの一つです。お年寄りからこどもまで、ひとりひとりが “私のボール” に出会えるおもしろさを体験できる実習です。
材料となる、いろいろな色の羊毛はふわふわとしていて、温かい感触と色合いでまずとても楽しい柔らかい気持ちを、作り手に感じさせてくれます。
そして、石鹼を溶いたお湯はぬるぬるとなまあたたかく、なんとなく大人でも、幼い日の心地よい思い出を肌で味わわせてくれるような気がします。
安心感の漂う中で、感触を楽しみ、羊毛の動き？に合わせて、手を沿わせ、動かしていくと、不思議とするすると肌触りの良いフェルトボールが出来上がります。子どもと気持ちがうまく寄り添って、心地よい雰囲気に包まれる時の感じに似ているように思いませんか。無理に自分の思いに引き寄せて、焦ってボールにしようとするとあっという間にしわしわのボールになってしまいます。それもまた味のある作品に思えて、目の前のボールがちょっといとおしく感じられたり、不思議な気持ちがふつふつと•••••。子どもの育ちも、優しく転がし、温かく抱えて、 子どもの呼吸に耳を傾ける‥‥しかし我々親としては、なかなかそんなにおだやかな時ばかりとはいきませんから、時には心にしわが寄ることもあり‥‥それでも大丈夫○○○ 楽しく過ごしているうちに、世界で１つの私のボールが出来上がります。
お母さんたちが講座の間、お子さんたちは、ゆったり楽しく過ごしていましたよ。
いっぱい遊んだあとは、眠たくなって一緒に寝ました。ふたり同じポーズでおやすみなさい☆
ちょうど、目が覚める頃にお母さんが帰ってきて、寝起きもご機嫌でした。
お母さんが、作ってくれたフエルトボールに興味津々！！「○○ちゃん、○○ちゃんどっちの色がいいかな？好きな色どっちかな？これはお母さんのだよ。」と話しながらお子さんに見せて下さっていました。
いっぱい遊んで、いっぱいねんねしたので、帰ったらいっぱいごはん食べてるかな。
お母さんも講座を受けながら、いろんなお話ができてリフレッシュできました！と言われていました。楽しんで下さって良かったです♪
