『牙 江夏豊とその時代』
『牙 江夏豊とその時代』〈後藤正治著、講談社文庫、2005.2〉 783.7||Go
長嶋がいて、王がいて、…江夏がいた昭和40年代の日本プロ野球。
当時ドームはもちろん、人工芝もグランドにはありません。
そこにあるのは、ただ選手たちのプライドと誇りをかけた「真剣勝負」。
頁をめくるごとにグランドの土ぼこりと一緒に、選手をはじめその周囲の人々の野球に対する熱い想いが伝わってきます。
また、江夏選手が阪神タイガースに在籍していた時代は、著者である後藤先生が皆さんと同じ20代の青春の日々を、過ごした時代でもあります。
11/22に、後藤先生によるこの『牙 江夏豊とその時代』をめぐっての公開講座が、306教室で16時40分より開催されます。
ぜひ後藤先生の語りとともに、江夏選手が活躍された時代をご堪能いただければと思います。