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2016年05月30日

心理学実習シリーズ講座「私と向き合う時間」

神戸教育短期大学

心理学実習シリーズ講座「私と向き合う時間」

2015年度心理学実習シリーズ講座 テーマ<“私”と向き合う時間> 第1回 11月13日(金) 10:00〜「卵型色彩法を体験してみよう」 第2回 12月11日(金) 10:00〜 「粘土で遊ぼう」 第3回  1月15日(金) 10:00〜「実習を振り返りおしゃべりミーティング」 昨年と同様に3回シリーズで開催しました。 第1回目の卵型色彩法は心理療法で使用される表現療法の1技法です。 “卵”は私たちにとって日常生活に欠かせない、とても身近で、現実的な意味を持った存在です。また一方でたまごからひよこが生まれるというような、たくさんの可能性をはらんだファンタジーの世界を連想させるものでもあります。それらは、子育てになぞらえることが出来るように思うのですが…….。皆さんはどう思われますか?参加されたお母さんたちは、ひとりひとり本当に自分らしい表現をされ、とても楽しい時間が流れました。    シリーズ第2回目は「粘土で遊ぼう」の講座です。今回使用した粘土はとてもきめが細やかで作りながらするするとなでていると、つやつやしてくるものでした。その感触も心地よく体験しながら、粘土板の上でバンバンと打ち付けたり、伸ばしたり、丸めたり、粘土と遊んでいるうちに少しづつ粘土が手に馴染んできたところで、それぞれ“わたし”をテーマに制作しました。すこしづつ粘土との対話をとおして静かに自分と向き合う時間が流れていきました。    第3回目はシリーズ講座の最終となる回で、第1回目に制作した卵型色彩法の作品と第2回目に作った粘土の作品を持ち寄って、みんなで振り返りのおしゃべり会となりました。  自分で作った作品には、どんなものであれひとりひとりの思い入れがあり、こだわりもあり、またそれがある意味愛おしく、少し時間が経ってから見直してみると、その自分のくせが少しずつ“私の魅力”と思えると楽しいですね。 振り返りながら、生活の中でのしんどい諸々のことをメンバーで共有し、そして今は出来ないけれどもこんなふうにしてみたいと、少し先の“私の姿”に心のエネルギーが流れたようです。母親でもある“私”がこれからどうすごしていくのか、うきうきする気持ちを大切に、心の新たな窓に出会えたでしょうか。 卵型色彩法①粘土であそぼう①おしゃべりミーティング①