文部科学省では、今までの対応を踏まえた上で、現状に沿いながら通知を出しています。本学HPも当該時点での通達により、お知らせをしていますので、最新のお知らせをご覧ください。
標題の件で2020年12月3日に出された文書(Ver.5)の内容で、該当するところをお伝えします。
学校において感染者等が発生した場合の対応について
(1)児童生徒等や教職員の感染者が発生した場合
①学校への連絡
医療機関から感染者・保健所へ通知され、本人が学校へ届ける。感染者へのヒアリングは、保健所が行い、学校はそれに協力する。
②感染者や濃厚接触者等の出席停止
当該生徒を出席停止とする。濃厚接触者の出席停止は、感染者と最後に濃厚接触した日から2週間。
③校舎内の消毒
必ずしも専門業者を入れて施設全体を行う必要はなく、当該感染者が活動した範囲を特定して汚染が予想される物品を消毒する。濃厚接触者の触った物品に対する消毒は不要。
なお、物の表面に付いたウイルスの生存期間は24時間~72時間くらいといわれている。
臨時休業の判断について
学校内で感染が広がっている可能性が高い場合などには、その範囲に応じて、設置者が保健所などと相談の上、学級単位、学年単位などで臨時休業するが、これ以外は、学校教育活動を継続する。
などとあります。
本学では、保健所の詳細な聞き取り調査により、濃厚接触者はおらず、対策は十分であったという判断がでています。休校も必要ないと判断されました。学内には抗菌・抗ウイルス施工を行っており、共用使用の器具は必ず消毒しています。などとあります。
不安に思われる方もいると思いますが、今回の感染者から感染している可能性のある方には保健所からPCR検査をするように指示がありますが、該当者はいませんでした。
就職活動に差し障るのではないかという不安もあるかと思いますが、風評被害はコロナ禍のひとつです。本学の状況を説明し、就職先にもご安心戴いてください。
今後の流行拡大を防ぐために、皆さん一人一人が学外でも注意を続けていきましょう。心配なことは周りの人に相談するなどして、不安をなくして学生生活を送れるようにしましょう。
2020年12月4日(金)
神戸教育短期大学
学長 三木麻子