保育士は仕事中のあらゆるシーンで、「やりがい」を感じられる職業です。保育士ならではのやりがいを知ることで、仕事のモチベーションが高まることもあるでしょう。これから保育士を目指す人にとっては、どんな業務を体験できるのかを把握するきっかけにもなります。やりがいの内容を軸にして、保育士の仕事についての理解を深めるのもポイントです。
本記事では、保育士の仕事におけるやりがいについて解説します。これから保育士を目指す人は、ぜひ参考にしてください。
目次
保育士が仕事にやりがいを感じるとき10選
保育士の仕事中には、多くのやりがいを感じられます。やりがいを実感するとき、「頑張ってきたよかった」「これからも保育士として頑張ろう」という気持ちが高まり、モチベーションを向上させる結果につながるでしょう。
以下では、保育士が実感できるやりがいについて解説します。
こどもの成長を実感できたとき
保育士はこどもが何らかのかたちで成長できたと実感したとき、大きなやりがいを感じられます。「昨日までできなかったことができるようになった」「ほかのこどもとコミュニケーションが取れるようになった」そういった些細でも確かな成長が、保育士にとってのやりがいにつながります。保育士の仕事は、こどもたちのお世話をすることです。特別な指導や教育をすることは少ないですが、だからこそこどもが自発的な成長を見せたとき、やりがいを実感できるのでしょう。
こどもからの信頼を感じるとき
こどもから信頼されていると感じるときにも、保育士としてのやりがいを実感できます。こどもたちにとって保育士は、両親以外で接する数少ない大人です。どのように話せばいいのか、どんなかたちで気持ちを表現すればいいのかわからないことも多いでしょう。そんななかで信頼する言葉や行動を示してくれると、こどもの気持ちを嬉しく感じられます。こどもたちからの信頼を得てやりがいを実感するためにも、積極的な行動が必要になるでしょう。
こどもの初めてに立ち会えたとき
こどもたちは毎日、何か新しい発見と出会っています。そんな初めてに立ち会えたときにも、保育士は仕事にやりがいを感じられます。こどもたちは初めて経験すること、出会うものに対して、純粋な反応を示します。そういった純粋さを間近で観察できるのも、保育士ならではの特権になるでしょう。こどもたちがこれからどのような「初めて」に出会えるのかを楽しみにできるのも、保育士の仕事が持つ魅力です。
こどもと自然と触れ合えているとき
こどもたちと自然なかたちでコミュニケーションが取れているときにも、やりがいを実感できることが多いです。こどもたちを預かっているという立場であるため、保育士は責任感を強く持つ必要があります。だからこそ自然と交流してこどもたちの生活の一部になれていると実感できるときに、仕事の達成感とやりがいを感じられるのでしょう。
スタッフと連携して困難を乗り切れたとき
保育士の同僚や先輩などと連携して、仕事の困難を乗り切れたときにも、やりがいを実感できます。保育士の仕事は激務である期間も多く、ときには1人で対処しきれないケースもあります。そんなときに協力して仕事を分担し、連携力を発揮できると、スムーズに問題を処理できる可能性が高まります。そういったスタッフ同士の協力関係を実感できるときにも、自然とやりがいを見つけられるでしょう。
スタッフ同士で同じ目標に向かっているとき
保育士はスタッフ同士で同じ目標に向かっているときにも、やりがいを感じられる職業です。例えばこどもの誕生会を一緒に企画しているとき、保育園の問題解決について話し合っているときなどには、スタッフ同士の絆を感じられます。そういった職場内の交友関係が、やりがいにつながることは多いです。普段から積極的に周囲とコミュニケーションを取って、スタッフ同士の関係性を良好に保つのがポイントです。
イベントや行事が成功したとき
保育園では、季節などに合わせてさまざまなイベント・行事を開催します。そういった特殊な仕事が成功したときにも、保育士としてやりがいを感じられます。イベントや行事は、こどもたちにとってよい思い出になります。成功することで思い出として残る可能性が高くなるため、保育士としては「頑張ってよかった」と感じられる瞬間になるでしょう。
地域貢献ができているとき
保育園はさまざまなかたちで、地域と交流する機会があります。こどもたちと一緒に地域貢献ができていると感じるときにも、やりがいを実感できるでしょう。世の中にはこどもの騒音などを理由に、保育園の存在を快く思っていない人もいます。そういった現代で地域貢献ができるということは、その地域で保育園やこどもたちが認められている証拠でもあります。地域にとって重要な施設になっていると実感できると、保育士としても嬉しい気持ちになるでしょう。
保護者と上手くコミュニケーションが取れたとき
保育士はこどもたちだけでなく、その保護者とも交流していく必要があります。保護者と上手くコミュニケーションが取れたときにも、やりがいを実感できるでしょう。保護者はこどもを預けている間、何かと心配を重ねてしまうことも多いです。コミュニケーションを通して不安を取り除き、安心して保育園を利用してもらうのも保育士の仕事になります。
保護者の悩みを解決できたとき
保護者は子育てなどに関して、悩みを抱えているケースも多いです。子育ての悩みを相談できる相手がいないと、ストレスが溜まってこどもにも悪影響が出る可能性があります。そこで保育士が積極的に話を聞き、悩みの相談相手になることも考えられます。保育士ならではの目線や知識を使い、必要なアドバイスができたときにも、やりがいを実感できるでしょう。
まとめ
保育士の仕事には、上記以外にも多くのやりがいがあります。実際に働いてみた結果、意外なことでやりがいを実感することもあるでしょう。そういった意外性を楽しめるのも、保育士の仕事が持つ魅力です。ぜひこの機会に保育士の仕事が持つ特別なやりがいを確認し、将来の働き方をイメージしてみてください。
保育士を目指す際には、「神戸教育短期大学」への進学がおすすめです。2年間で保育士に必要なスキルを習得し、卒業と同時に保育士資格を取得して就職を叶えられます。幼稚園教諭二種免許状・小学校教諭二種免許状・特別支援学校教諭二種免許状も取得できるため、卒業後の就職の幅を広げておくことも可能です。スムーズに保育士になる夢を実現できるので、まずは「神戸教育短期大学」のホームページからその特徴をご確認ください。