教員紹介

岡崎 公典(教授)

学位:教育学修士  専門分野:教育学(教育経営学)

研究テーマ:教育組織における教職員の「協働」に関する研究

学校などの「教育組織」の中で営まれている活動は、何を目指して、どのような仕組み(だれによって、なにを、どのようにして、いつ、どこで)で展開されているのか、その在り方について検討する。

著書:

『教育行政学』(共著、2006年、ミネルヴァ書房)
『幼児教育の原理』(第二版)(共著、2009年、同文書院)
『人間形成の基本原理—子どもたちの幸せのために—』(共著、2010年、あいリ出版)『新しい教育行政学』(共著、2014年、ミネルヴァ書房)


片山 雅男(教授)

学位:理学修士  専門分野:植物生態学、環境教育学

研究テーマ:人と自然のつながり

日本各地の里山を中心として、植物の暮らしぶりや自然と人のかかわりについて調べている。その中で明らかになった自然の不思議さや面白さを伝え、より多くの人に自然に親しみを持ってもらうため、各地で自然観察会も行っている。特に、次世代を担う子どもたちにとって、自然に親しみ、愛着を持つことは、自然保全や身近な理科教育につながるものと考えて力を入れている。また、かつての里山の利用を調べるとともに、里山の資源を生かした地域活性化の研究にも取り組んでいる。

著書:

グリーンセイバー・アドバンス(共著、2005年、研成社)
深泥池の自然と暮らし—生態系管理をめざして—(共著、2008年、サンライズ出版)
グリーンセイバー・マスター(共著、2008年、研成社)

論文:

Restoration of floating mat bog vegetation after eutrophication damages by improving water quality in a small pond (2010年、The Japanese Society of Limnology)


小林 伸雄(教授)

学位:芸術学士  専門分野:美術

研究テーマ:子どもの絵画や造形活動についての研究

創作活動を続けながら、子どもの絵画や造形活動についての研究をテーマとしている。授業では保育や教育の現場で実践できることを中心に、簡単な絵具遊びから、立体紙芝居の製作や木工遊具の製作まで幅広く指導している。

著書:

『絵画・制作・造形あそび指導百科』(共著、2005年、ひかりのくに株式会社)

論文:

『専攻科(保育専攻)における「修了研究および論文」の実践報告』(2008年、夙川学院短期大学教育実践研究紀要第1号pp.39〜44)
『ピアスーパービジョン制度による教育実践研究紀要の運用と小規模大学における互支援段階のFD推進の可能性(2009年、夙川学院短期大学教育実践研究紀要第2号pp.7〜12)

作品:

第3回「風〜明日への軌跡」(共著、2005年、ギャラリー恵風)
小林伸雄個展(2006年、ギャラリーTEN×TEN)
小林伸雄個展(2006年、ギャラリーTEN×TEN 土間ホール)
(2009年、「日本保育学会会報」第145号)


番匠 明美(教授)

学位:社会学修士(臨床心理学)  専門分野:臨床心理学

研究テーマ:心理療法の一技法である箱庭療法や表現療法に表れるイメージの世界

箱庭療法、フィンガーペインティング、砂絵遊び、など、素材に触れることを通して、心と体の全体性に着目した取り組みを重ねることで、保育者・教育者を目指す学生達の子どもを理解するまなざしを育て、また学生自身が“私”を内省化する力を深める等、臨床心理学の視点を保育・教育実践に生かすことを試みている。

学生相談において相談活動と予防的教育を行うなかで、カウンセリングとグループワークを通じ、発達課題をふまえて青年期の特徴を捉えている。

また3カ所に設置された本学の地域子育て支援広場を運営するなかで、子育て相談や箱庭療法、表現療法を行い、保護者がエネルギーを蓄えられるような子育て支援の実践とその意義を検討している。

著書:

「生と死をつなぐ子どもの箱庭」『母と子の心理療法』(共著、2003年、創元社)、「保育者養成コースにおける“表現する”活動の試み」『心理臨床に置ける個と集団 京大心理臨床シリーズ5』(共著、2007年、創元社、pp280〜290)

論文:

「保育者養成コースにおける“表現する”活動の試みⅢー箱庭療法体験の実践例より」(2010年、夙川学院短期大学 教育実践研究紀要第2号 pp.64〜71)、「大学における地域子育て支援—しゅくたん広場での実践」(共著、2011年、夙川学院短期大学 教育実践研究紀要 第3号 pp17〜24)、「大学における地域子育て支援—(2)しゅくたん広場での日曜講座・箱庭療法体験講座に関する実践報告」(共著、2012年、夙川学院短期大学 教育実践研究紀要 第4号 pp17〜21)、「世代間子育て支援に関する研究—祖父母世代の子育て意識調査」(共著、2013年、2011年度兵庫県委託「子育て支援調査研究事業報告書」pp99〜127)

資料:

「グループワークレポート」(2010〜2012年、夙川学院短期大学学生相談室・医務室健康管理年報 第19号、第20号、第21号 )

講演:

「“私と出会う”〜フェルトボール作り」「砂絵あそび」「箱庭療法体験講座」(2010〜2012年、夙川学院短期大学 しゅくたん広場講座<西宮市地域子育てセンター事業>)、「こころと出会う フェルトボール作り」(2010年、西宮市浜脇児童館<西宮市児童館指導者研修>)

インタビュー記事:

超世代的「学び」論<みんな学んで大きくなった> 乳幼児編 子どもの「なぜ」を伸ばすには(2008年、朝日新聞グループ アサヒ・ファミリー・ニュース社「朝日ファミリー」1467号p3)


樋口 進(教授)

学位:神学博士  専門分野:旧約学

研究テーマ:古代イスラエルの教育観

古代イスラエルにおいては、宮廷や一般社会、特に家庭において高度な教育が行われていたようであるが、それは古代オリエントの周辺世界からの影響が大きかったと思われる。旧約聖書を手がかりに、それを検討する。

著書:

『預言者は何を語るか』(単著、2005年、新教出版社) 『よくわかる旧約聖書の歴史』(第三版)(単著、2011年、日本キリスト教団出版局) 『自然の問題と聖典—人間の自然とのよりよい関係を求めて』(編著、2013年、キリスト新聞社) 『古代イスラエル預言者の特質—伝承史的・社会史的研究』(単著、2013年、新教出版社)


三木 麻子(教授)

学位:博士(文学)  専門分野:日本文学(平安・鎌倉時代を中心とした和歌と歌学)

研究テーマ:平安時代から鎌倉時代前期にかけての和歌と歌学。

歌ことばから捉える和歌史を主題として、和歌に用いられる表現技巧や方法、また、その研究書である歌学書を研究対象とし、「私家集」・「歌合」などの作品研究や注釈を行い、源実朝・順徳院の作家論に取り組んでいる。

一方で、いかにして古典作品を学生に享受させるか、古典作品を楽しむことのできる授業づくりを考え、教科教育法や教員免許更新講習で学生・受講者とともにその方法を模索し、共有している。

表現研究は対象作品を限らない。古典であっても、現代の作品であっても、絵本であっても、作者の表現意図を正確に汲み取り、表現に感動し、共感することが読書の楽しみとなる。そのためには知識を身につけることも必要であり、知的理解の上にはさらに文学が感動の源となることを伝えてゆきたい。

著書:

『源実朝』<コレクション日本歌人選051>(単著、2012年、笠間書院)全122頁 『八雲御抄の研究—枝葉部・言語部—』(共著、1992年、和泉書院 )全928頁 『八雲御抄の研究—正義部・作法部—』(共著、2001年、和泉書院)全558頁 『八雲御抄の研究—名所部・用意部—』(共著、2013年、和泉書院)全573頁 『八雲御抄 伝伏見院本』(共著、2005年、和泉書院)全221頁 『海人手子良集 本院侍従集 義孝集 新注』(共著、2010年、青簡舎)全403頁など。

論文:

「海人手古良集について」(2009年3月、『夙川学院短期大学研究紀要』第38号)pp86-69 「順徳院と『源氏物語』」(2011年4月、『源氏物語の展望』第9輯 三弥井書店)pp317-337 「物名を詠むこと—宇多院物名歌合・亭子院女郎花合を中心として—(2016年3月、『夙川学院短期大学研究紀要』第43号)pp1-13

講演:

「日本人の美意識—その源を探る」(1)(2)(2009年、市民対象講座 インターカレッジ西宮、古典文学レクチャー) 「歌人・実朝への誘い」(2010年、実朝忌講演、京都市南区西九条 大通寺)

その他:

『CD−ROM版 新編私家集大成』(共著、2008年、日本文学web図書館、古典ライブラリー) 冷泉家時雨亭叢書第84巻『古筆切 拾遺(二)』「歌枕名寄 未勘国上」解題(単著、2009年、朝日新聞社) 『歌まくら歌ことば大辞典』『和歌文学辞典』(共著、2013年公開、日本文学web図書館、古典ライブラリー。『和歌文学辞典』は2014年書籍版刊) 「入学前学習の取組—国語課題を中心として—」(番匠明美との共著、2015年、『神戸夙川学院大学・夙川学院短期大学 教育実践研究紀要』【2013−2014年合併号】)pp37-49


井本 英子(准教授)

学位:芸術学士  専門分野:音楽

研究テーマ:活用できるピアノ演奏のための作曲・編曲法
      成人の鍵盤楽器上達のための効果的な方法
      ジャンルを超えた自由で多彩なピアノ演奏及びアレンジの探求

ピアノを使ってのいろいろな音楽活動の中で美しく実践できる題材を研究している。演奏者の技量に合わせた楽曲アレンジを考え、様々な音楽経験・ピアノ演奏技量の学生、教員、保育士等の方々に提供しその効果を検討、考察している。また、ピアノ演奏技術上達のための効率的なアプローチの仕方を研究し、学生の技術向上を実践している。

社会活動・業績:

クラシック・ポピュラー両派のコンポーザーピアニスト。ソロリサイタルの他、ミュージカル・各種アンサンブル・レクチャーコンサート、パントマイム・講談・朗読とのコラボレーション等様々なコンサートで演奏・作曲・編曲。 関西テレビ放送「おめざめ天気」・ NHKFM放送「名曲リサイタル」・サンテレビジョン「丹波の森国際音楽祭」出演。 テレビ朝日「題名のない音楽会」楽曲放送。 第18回丹波の森国際音楽祭シューベルティアーデたんば2012シンボルアーティスト。『絵本オペラ』の数々の作品は各地で上演(2013年に100公演を超える)。第5回より「にしきた音楽祭」審査員。 こどものための音楽教育分野では、身体表現・リズム表現・合奏等教育現場での音楽指導法の研修や講演(主催:芦屋市・尼崎市・伊丹市・大阪府・川西市・吹田市・西宮市・栗東市等各教育委員会、大阪音楽大学、豊中中公開講座、大阪府私立幼稚園連盟、豊中市私立幼稚園連合会等)を各地で行う。


齋藤 尚志(准教授)

学位:修士(文学)  専門分野:教育学、日本教育史、地域教育(学校外教育)・地域づくり

研究テーマ:「子どもの人権」

「子どもの人権」を核にして、学校、教育、学び、学力、評価等についてラディカル(根本的)に問いつづけてきた。例えば、1970年代頃の、問題や課題を抱える子どもたちとどこまでも向き合い、寄り添い、支えてきた保育者や教育者の取り組みから、あるいは教育や学びの前提となる遊びの豊かさに着目し、さまざまなアプローチ(方法)で子どもたちの育ちを支えた子ども会活動(社会教育)のおとなたちから。いずれも子どもたちの人権を核にした子どもとおとな、子ども同士、おとな同士のつながりを大切にしたものであった。そのような人と人とのつながりから、学校や先生、学びや育ちについて考えている。

論文:

『揺らぐ主体/問われる社会』(共著 2013 インパクト出版会)、「学校統廃合における「子どもの意見の尊重」①—近畿地方山間部の小学校統廃合を事例として—」(単著 2015 夙川学院短期大学研究紀要 第42号)、「<関係>のなかにたつ教師(1)・(2)・(3)」(単著 2009・2010・2011 夙川学院短期大学研究紀要 第38・39・40号)、など。


佐藤 有紀(准教授)

学位:修士(美術)  専門分野:美術

研究テーマ:絵画の分野で生活空間における芸術

絵画の分野で生活空間における芸術というテーマで平面作品を制作している。また子どもの生活の中で、芸術や造形活動がどのようにあるべきか、創造力、美的素地を養うために必要な教育や環境などについて研究している。

児童教育学科では、子どもの造形活動の指導に必要な基礎知識、技能を身に付けるための指導を行う他、子どもの表現を受け取り、その力を伸ばすことのできる教育者、保育者を養成することを目指した授業つくりを行っている。

論文:

大型遊具制作についての実践報告(2010年、夙川学院短期大学 FD委員会、教育実践研究紀要)作品:絵画作品(2008年、「絵画的絵画」、於:ギャラリー白(大阪)) 絵画作品(2009年、「佐藤有紀展」、於:ギャラリーワークス(大阪)) 絵画作品(2009年、「ペインタリネスⅧ」、於:ギャラリー白(大阪)) 絵画作品(2010年、「ARTをつぶやく学生プロジェクト」於:神戸アートマルシェ(神戸ポートピアホテル) 絵画作品(2012年、「佐藤有紀展」、於:ギャラリーワークス(大阪))

ワークショップ:

「ライブペインティング×太鼓とたたいて大きな絵を描こう!」(2009年、INTERNATIONAL WARK SHOP FESTIVAL[200DOORS]、於:芸術創造館(大阪))


園田 雪恵(講師)

学位:教育学修士、英語学修士  専門分野:教育学(幼児教育・保育)、教育心理学

研究テーマ:学生の規範意識について、幼児教育と小学校教育のカリキュラム

主に学生の規範意識について研究している。規範意識とは、規範を守り、善悪判断し、行動しようとする意識である。保育所と幼稚園の保育・教育課程や小学校の教育課程の中で、子どもの規範意識を育むことが示されている。規範にかかわる教育は、幼児教育から小学校教育へと継承されていく。教育カリキュラムは、必ずつながりがある。受講者には、「教育課程論」の授業の中で、そのつながりを理解いただければと思う。

また、自分自身の規範意識は、保育観にも影響する。例えば、自分がきまりを守ることが大切だと思えば、やはり子どもにもきまりを守ってほしいと考え、きまりの大切さを伝える保育をするだろう。「保育内容総論」では、自分自身の保育観について考える機会がある。何が影響して、その保育観を持つようになったのか検討することも大切である。

本校では、幼稚園教諭免許状取得に関わる授業を担当している。幼稚園教諭として幼児教育に携わった経験から、実践的な授業内容で、「教育実習事前・事後(幼)」や「教職実践演習(幼・小)」の指導を行っている。実りのある「教育実習(幼)」が行えるよう、幼稚園実習のアシストをしていきたい。

これまでの実践や研究の内容が、受講者に還元できるよう、授業で伝えていけたらと思う。

論文:

「保育学生の規範意識と幼児期の道徳指導観の関連性」(平成26年3月、幼年児童教育研究第26号pp.49—58) 「保育学生の授業規範と保育観の関連性の研究」(平成27年3月、幼年児童教育研究第27号pp.52—59)

学会発表:

「親の養育態度が保育学生の規範意識に及ぼす影響」(平成24年6月、日本道徳教育学会第79回大会発表要旨集pp.72—73)於:文教大学 「規範意識育成における保幼小連携の必要性—授業規範の基礎を培うために—」(平成24年10月、日本道徳教育学会第80回大会発表要旨集pp.72—73)於:倉吉体育館 「保育学生の授業規範に関する研究」(平成26年5月、日本保育学会第67回大会発表要旨集p661)於:大阪総合保育大学 「保育学生の幼稚園教諭と保育士の職業イメージの違い—色彩連想テストから—」(平成27年8月、日本教育心理学会第57回総会発表論文集p396)於:朱鷺メッセ


高田 さやか(講師)

学位:社会学修士  専門分野:障がい児者福祉

研究テーマ:障がい児者福祉 不登校・ひきこもり支援 保育ソーシャルワーク

障がい者の支援のあり方について研究を進めるなかで、ひきこもりにも発達障がいや疾病が隠れていて、家族を含めた支援の必要性と社会復帰を目指すための当事者支援が必要であると気づいた。もっとも困っていて、困っている声をあげられないひとたちがいること、社会に埋もれてしまっているひとたちをどのような社会資源につなげばよいのかについて研究している。

また、発達障がいを早期に発見し、適切な支援や必要な社会資源につなげることで、2次障がいやひきこもりを防げるのではないかと考え、保育現場での「気になる子」への支援を実際に保育現場から聞き取る実態調査を行った。

以上のような社会福祉の障がい児者の分野での研究を行っている。

著書:

『「英国の尊厳」先進的ビジョンとアプローチ 犯罪被害者のために何ができるのか Rebuilding Lives: Supporting victims of crime』(共訳、2011年、帝塚山大学出版会)

論文:

「孤立化した障がい者の支援に関する一考察—大阪市城東区の発達障害児・者相談事業の取り組みから—」(2012年、『大阪市社会福祉研究』第35号)
「ひきこもり状態の障がい児・者の実態と支援に関する一考察—大阪市城東区の事例から—」の障がい児・者の実態と支援に関する一考察—大阪市城東区の事例から—」(2013年、『奈良佐保短期大学研究紀要』第20号)
「親亡き後の障がい者支援の一考察—”ゴミ屋敷”住人の支援の事例から—」(2013年、『大阪市社会福祉研究第36号』大阪市社会福祉研修・情報センター)


髙田 佳孝(講師)

学位:修士(教育学)  専門分野:体育科教育

研究テーマ:子どもの体力低下・運動不足

子どもの体力低下・運動不足が社会的問題となっている現状から、小学校体育科、幼児体育の役割はたいへん重要であると考える。これからの学校体育、幼児体育の中でどのような力を身に付けていくのか、実践的研究を通して体つくり運動領域を中心とした体育科教材の開発と学校・保育現場への応用について検討している。

論文:

小学校体育科における体つくり運動領域の「多様な動きをつくる運動」の教材化に関する研究(2012年、保健体育専攻学生論文集 日本教育大学協会)

社会活動・業績:

滋賀 甲賀・湖南市合同体育研究部 研究専門委員会(2011.6 2011.8)体つくり運動領域講師    滋賀 守山市立吉身小学校 校内研究体育授業研究会(2012.6 2012.10)体育授業研究会講師   滋賀 守山市立中洲小学校 校内研究特別活動授業研究会(2013.10)特別活動授業研究会講師    全国小学校体育科教育研究集会・横浜大会(2016.8)班別研究会「体つくり運動」指導助言


田中 麻紀子(講師)

学位:準学士  専門分野:幼児教育

研究テーマ:子どもの自己表現活動を支援する保育

保育の中で子どもたちは、様々な自己表現活動を行っている。それは、表現あそび、制作活動、言葉でのやりとりなど多岐に渡り、生活全てが自己表現活動であるとも言える。そのような子どもたちの自己表現を保育者としてどのように支援・援助すれば、無理なく伸ばすことができるのか。また、どのような保育を行うことで、子どもの成長を促すことができるのかを検討している。

授業では付属幼稚園での経験を生かし、実習や保育現場ですぐ役立てるように様々な演習を行っている。


林 富公子(講師)

学位:修士(教育学)  専門分野:幼児教育、保育

研究テーマ:保育者のキャリア形成、保育現場における人間関係

保育者としての歩みは、職場だけではなく私生活によっても大きく変化する。そこで、保育者養成校の学生の保育者としてのキャリア形成についてライフイベントの一つである「結婚・出産」に焦点を当て研究をしている。

また一方で、保育現場における子ども同士や子どもと保護者のつながりを支える保育者の支援について興味を持っておりその研究にも取り組んでいる。

さらに「授業の中では保育現場における子どもの姿やその援助・配慮について学生の実習などにおける経験を考察する機会を設けている。

著書:

新.保育の考え方と実践—その基本を学ぶ— 改訂版(2009年久美出版)(共著) 改編 保育の考え方と実践(2012年 久美出版)(共著)

論文:

立案指導についての一考察2 2011 園田学園女子大学論文集45  p243-257 初めての保育所実習におけるストレスについての考察  2012 園田学園女子大学論文集 46, 241-253 保育士自身を対象とした研究に関する動向 : 日本保育学会研究発表における抄録を中心に 2013 園田学園女子大学論文集 47, 209-221 学生が考えるキャリアイメージ1 : 保育者養成校における学年間の比較を中心に 2014 園田学園女子大学論文集 48, 215-229


林 幹士(講師)

学位:修士(教育学)  専門分野:特別支援教育

研究テーマ:発達障がいのある子どもへの保育・教育実践
      保護者支援
      発達障がいのある方の就労支援

発達障がいのある子どもへの保育・教育実践については、発達障がいのある子どもが仲間とともに育つという視点で、保育・教育実践について検討している。そして、このような実践を行うことができるような保育者・教育者を養成していきたい。

次に、保護者支援については、保育・教育において保護者支援の重要性が指摘されている。発達障がいのある子どもを持つ保護者の支援について検討している。インタビュー調査をもとに、保護者の語りを分析し、有効な保護者支援について整理している。

また、発達障がいのある方の就労支援については、発達障がいのある方がいかに就労選択するのか、働くなかでの課題について検討している。発達障がいのある方が働くことの意義について考えている。

論文:

「学童保育所における発達障害のある子どもへの降所支援—応用行動分析の技法を取り入れた飛行機ごっこ遊びを用いて—」(2012年、『学童保育』第2巻、pp49—57) 「学童保育における保育者は子ども同士をどのようにつなげようとしているのか?—修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチ(M-GTA)を用いた保育者の語り分析から—」(2013年、『保育学研究』第51巻第2号、pp97—108) 「つながる先をつくることの意義—鉄道サークルの学童保育実践を通して—」(2015年、『夙川学院短期大学研究紀要』第42号、pp31—44)

講演:

「発達障がいの子どもと向き合うためには?」(2013年、第8回愛媛学童保育講座) 「障害のある子どもと放課後児童クラブ」(2013年、岡山県放課後子どもプラン合同研修会) 「特別なニーズを持つ子ども1」(2013年(三重・徳島・滋賀)・2014年(岐阜・石川)、日本放課後児童指導員協会主催、放課後児童指導員資格取得講習会) 「発達障害児と周囲への配慮」(2013年、備中子どもサポーター育成講座) 「しょうがいのある子への理解と支援—発達しょうがいについて—」(2014年、岡山市学童保育連絡協議会主催、学童保育指導員研修会) 「安心できる学童保育の生活づくり」(2014年、全国学童保育連絡協議会主催、学童保育指導員学校(四国会場)) 「遊びを通して子どもとの接し方を学ぼう」(2014年、一般社団法人教育支援人材認証協会主催、「子どもパートナー」認証講座) 「子どもの人間関係」「変容する家族」(2014年、備中子どもサポーター育成講座) 「児童期(6歳〜12歳)の生活と発達」「障がいのある子どもの理解」「特に配慮を必要とする子どもの理解」「障がいのある子どもの育成支援」(2016年、平成27年度放課後児童支援員認定資格研修—奈良県—) 「発達障がいのある子どもの保育と保護者支援」(2016年、兵庫県保育協会・兵庫の保育を考える会実行委員会主催、第8回「兵庫の保育を考える会」) 「障がいのある子どもも含めた生活づくり」(2016年、全国学童保育連絡協議会主催、学童保育指導員学校(西日本奈良会場))


山中 愛美(講師)

学位:修士(教育学)  専門分野:身体教育学(体育科教育)、教育学(幼児教育)

研究テーマ:子どものあそび

近年、家庭や地域の養育力低下に伴い、子どもの育ちや体力低下が大きな問題となっている。そのため、子どもの健全育成に保育・教育現場が求められる責務はより重大なものになっている。そこで、子どもの表現力や動きを促進させる「表現あそび」や安全に楽しみながら運動スキルを獲得していく「運動あそび」の教材づくりに関する研究を行っている。

また、児童教育学科では、幼児体育・生涯スポーツ・保育内容 表現といった身体活動を中心とした授業を担当している。授業を通して学生自らが体を動かすことの楽しさやできる嬉しさを経験し、この感動をどのように子どもたちに伝えればよいのか、助言内容・方法などの指導法について考え、将来の保育・教育現場で実践できる授業づくりを行っている。

論文:

「中学校体育におけるバレーボールのドリル教材に関する研究 : 男子のアンダーハンドパスに着目して」(共著 2014年、茨城大学教育学部紀要(教育総合) (増刊号)、pp495-503)「現代スポーツを考える -スポーツにおける和製英語について-」(共著 2014年、奈良学園大学奈良文化女子短期大学部紀要 第45巻、pp157-164)「現代スポーツを考える -日本のスポーツ事情-」(共著 2015年、奈良学園大学奈良文化短期大学部紀要 第46巻、pp161-169)

学会発表:

「学校体育授業におけるバレーボールのドリル教材開発〜オーバーハンドパスの動作分析からの検証〜」(2013年2月、日本バレーボール学会第18回研究大会一般研究発表、バレーボール研究第15巻第1号p83)「中学校体育授業におけるバレーボールのドリル教材に関する研究-アンダーハンドパスの落下地点への移動について-」(2014年2月、日本バレーボール学会第19回研究大会一般研究発表、バレーボール研究第16巻第1号p74)「3次元DLT法におけるスナップ動作に関する研究(1) コントロールを重視したスパイクスイングとフルスイングの差に着目して」(2016年3月、日本バレーボール学会第21回研究大会一般研究発表、バレーボール研究第18巻第1号p85)


長田 和彦(講師)

学位:修士(工学)  専門分野:教科教育学(算数・数学)

研究テーマ:満足度を高める、効果的な授業の進め方。算数の躓きポイント。

学生の現状を把握し、よりよい授業づくりのための授業改善ポイントを見極めるため、授業において、アンケートを実施。また、授業中の学生からの疑問点、質問内容も十分に吟味し、教えられる側からみた、良い授業のポイント、分かり易い授業のポイントを分析する。その結果から、具体的な改善点をあぶり出し、授業改善のポイントを考察する。 この積み重ねが、教師としての力量を高め、実際に問題を解くための基本的な力を身につける事に繋がる。